月額料金。
出し入れのしやすさ。
対応できる品目とサイズ。
物差しだけ用意して満足していても仕方がないので、今
回から実際に、一社ずつ当てはめていきたいと思う。
一社目は【.Rコンテナ(ドッとあ〜るコンテナ)
屋外型のコンテナを中心に、全国に展開しているトラン
クルームサービスである。
まず、月額料金から見ていく。
小型で月額3,000円台、中型で8,000円前後、
大型になると15,000円以上―
―というのが、おおよその相場感になる。
屋外型が中心なので、屋内型のサービスに比べると、
同じ広さでも料金は抑えめに出やすい。
ただし、注意しておきたいのは初期費用の存在だ。
月額使用料とは別に、事務手数料(月額1ヶ月分)、
メンテナンス費、補償会費、管理費といった項目が積み
上がる仕組みになっている。
「月額○○円から」という数字だけを見て契約すると、
初月の請求額に少し驚くことになるかもしれない。
長期利用であれば賃料が割引されるキャンペーンも用意
されているようなので、短期でさっと使うより、腰を据
えて借りる方が単価的には向いている。
次に、出し入れのしやすさ。
屋外型コンテナの強みは、ここに尽きる。
コンテナの前まで車を横付けできるため、大きな荷物で
も自分の足で運び込み、運び出せる。
宅配収納型のように
「箱に詰めて発送し、後日また発送してもらう」
という手間もタイムラグもない。
思い立った時にすぐ荷物を出し入れしたい、という使い
方には向いている。
その代わり、当然ながら現地まで足を運ぶ必要はある。
「取りに行く」という一手間そのものをなくしたいので
あれば、これは弱点にもなり得る。
最後に、対応できる品目とサイズ。
屋外型は最小0.6帖ほどから、大きいものだと10帖
を超えるサイズまで幅がある。
バイクのような大型の物でも出し入れしやすいとされて
おり、衣類や書籍程度の小さな荷物から、趣味の道具、
業務用の資材まで、わりと懐は深い。
トランクルームならドッとあ〜るコンテナ
三本の物差しを当ててみて、率直な感想を言うなら―
―「特別に尖った特徴はない」というのが、このサービ
スの正直な立ち位置だと思う。
極端に安いわけでも、極端に便利なわけでもない。
ただ、標準的な水準を、そつなく満たしている。
これは決して悪口ではない。
むしろ、初めてトランクルームというものを検討する人
にとっては、良くも悪くも「無難な基準点」として、
株式会社ユーティライズのそれは頭に入れておく価値の
ある一社だと思う。
次回は、仕組みそのものが違う「宅配収納型」のサービ
スを見ていく予定である。

